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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年04月30日

マルイ SG-1カスタム2

こんにちは~Mr.Tです。
前回の続き、SG-1のカスタムその後を書きたいと思います。

本日の写真

メカボックス完成の図w


メカボックスの手直し

軸受けの交換。

MC51などの他の銃にはメタル軸受けを使用しているが
SG-1にはマルイの樹脂製軸受けを使っていた。
理由は、メタルに比べ潤滑性が良いことと、ギア回転時の作動音が変わるかどうか
試しで入れてみたがあまり変化を感じなかった。
前に買っていたマルイHCシリーズに使われているメタル軸受けを使うことにした。

軸受けを取り付ける時は、接着する。
メカボの穴と軸受けが固定されないと、
ギアが回転するとき軸受けも一緒に回ることがある。
メカボの穴が軸受けが動くことで
磨耗し穴が広がる→軸位置がずれる→ノイズとクラッシュしやすくなる?

瞬間接着剤(できれば対衝撃用など)でやったが・・・

この部分に入り込んだ接着剤が均一ではなかったため
軸受けの入り方がギア軸に対して真っ直ぐに入っていなかった。
いくらシム調整してもギアの動きが渋くうまくできない。

今までこんなこと無かったのにな~と思いつつ、
原因を考えたが、たぶん接着剤を以前使っていたものと変えたせいかもしれない。
前の物はサラサラした物だったが、
今回のは、高強度対衝撃のやつを使ってみたが
少し粘り気のある物だった。
同じ作業でも使用するものを変えたときは要注意ですなw

接着剤を除去し、再度入れ直し。

接着剤は裏側(メカボ表面側)から行った。
この程度でどこまで持つかだけども・・・次に分解するときにどうなっているか確認ですな。

再度シム調整後のギアの動きはスムーズw

私のシム調整は、
スパーギアを一番低くなるようにし、
基本各ギアの下側を決めて上側で調整を行います。
その方がシム調整が楽だから。

スパーギアの下側を決めた後、セクターギアとベベルギアの調整。
各ギアがお互い干渉しないようにシムを入れて
メカボを閉めてから各ギアの軸の遊びを調べる。

メカボを閉めるときは面倒でもネジはちゃんと締めこむ。
手で押さえた程度では正確なギアの遊びを見れない。
ギアの遊びを見るときは、
ギア軸を下から押してみるとか、メカボの隙間から指やピンセットなどで
上下に動かしてみるなどする。
シムを入れすぎると動かないか動きが固い。
それとシリンダーの入る部分の穴から指を入れて
セクターギアを回してスムーズに回転するか調べる。

調べた結果からシムを入れて調整する。
ギアの上側からシム追加して入れて遊びを無くす。
シムは、0.15、0.2、0.3、0.5を使っています。
足し引きして調整。
上側だけでは上手くできないときは、下側も変える場合もある。
このときギアが干渉しないか確認しながら行う。

使用シムは、マルイかシステマかライラクスとか色々。
出来ることなら同じブランドで揃えた方が良いと思うが
0.2はマルイには無いのでこうなってしまった。
海外製のシムは品質に疑問なので私は避けた方が良いと思う。
この調整で作動音の良し悪しが決まるので。
シムは金額が高いものでもないので
国内ブランド品が良いと思う。

シム調整は、
最終的にギアがほんの少し軸が上下に動くかな?ぐらいにする。
それでいてセクターギアはスムーズに回転すること。

配線の位置決め

FETを入れて配線の長さを調べる。



+線からスイッチに行く信号線を接続する。


メカボの内側を削り、FETの入る場所を確保する。



スパーギアが干渉する場合はこの部分を削る。
たぶん、メカボ閉めれば軸がしっかり固定されるので
干渉しないと思うが、
閉めていないときにスパーギアを回すと若干触れることがあるので
私はちょっと削ります。



信号線をスイッチにハンダ付けする。
トリガーの下側を通すときに、
トリガーと接触しないように注意する。




グリップを付け外ししながら配線の長さを確認し
モーター端子を取り付ける。
収縮チューブもかぶせた。
が、収縮チューブを付けるとモーター端子へ接続するとき
かなり入れにくい。
その分抜けにくくなるけども。


ヒューズの取り付け。
マルイ製の電動ガンなどで標準的なガラス管ヒューズから、
ミニバイクなどで使われているブレードタイプにした。
この方がコンパクトにすることが出来る。
ヒューズ端子は、カー用品売り場に売っている
スピーカー端子用のものを流用した。
ヒューズと端子の厚みが違うため
端子側をヒューズが差し込める程度に広げて差し込んだ。


配線完成w
配線保護のため、全体に収縮チューブを付けました。
バッテリー接続端子がラージサイズww
ミニサイズを付けようとしていたが在庫がなくなっていた・・・
端子が無ければ動かせないので間に合わせでこうなってしまった。
保有バッテリーはミニサイズ端子なので
接続時は変換ケーブルを使用する。
(かなりエネルギーロスがあるかもしれないが、今後端子交換ですな)

メカボックスに組み込み準備。

シリンダーヘッドは、元のヤツはシリンダーに入れる部分のOリングがつぶれ、
しかも経年変化でゴムが固くなっていたので
予備のマルイVer2用シリンダーヘッドに交換した。
さらにシリンダーヘットにシールテープを巻いて気密アップ。


パーツの組み込み。
今回の使用グリスは、SUPER LUBE (スーパールーベ) 多目的グリースのみ使用。
グリスに凝るのも良いが、アレコレ使うのが面倒だったw
シリンダー内、ギアの軸部分にはシリコンスプレーを付けた。


逆転防止ラッチの上にもシムを入れた。
けっこう上下の遊びがあった。


グリップ内に端子の表記を書き入れる。
配線が+・-とも同色なのでどっちか忘れたときに困るのでマジック書いた。


メカボを閉める時、スプリングを入れるのが大変だが
スプリングガイドの後ろにこのようにドライバーなど刺すと若干入れやすくなる。


使用モーター。
かなり昔に買ったエチゴヤカスタムモーター。


モーターに端子接続。
若干、+側が短かったの接続しにくいw


この状態で作動確認・・・良好w
モーターの位置調整を行う。
グリップの底、モーターカバーにあるイモネジを締めたり緩めたりして
モーターを上下に動かして調整する。

最初にイモネジを奥まで締め込み、2回転ぐらい緩めたあと
セミで撃ってみて音を聞く。
一番静かになる位置を聞きながら締めたり緩めたりする。
銃を横にしたり逆さまにしたりしても変化が無いかも見る。

位置調整は、そもそもここまで組み込む前にベベルギアとモーターのピニオンギアとの
位置関係を調べて入れるのもありだと思うが
個人的に組み込み時間短縮と面倒くさいというのが一番の理由w


ヒューズはこの位置に来るようにした。
これならストック付け外しもらくだし、すぐ見れるしね。




初速確認。
G&Gバイオ0.2g弾使用で
初速 約92、 サイクル 約14
なかなかの仕上がり。


現在の使用パーツ
メカボックス = マルイ純正Ver2
シリンダー = マルイ純正フルシリンダー(加速ホール無し)
シリンダーヘッド = マルイ純正Ver2
スプリング = バトン80スプリング
スプリングガイド = マルイ純正
ピストン = マルイ純正
ピストンヘッド = マルイ純正(錘そのまま使用)
スパーギア = マルイ純正ノーマルタイプ
セクターギア = マルイ純正ノーマルタイプ
ベベルギア = マルイ純正HC用
逆転防止ラッチ = マルイ純正HC用
軸受け = マルイ純正HC用メタル軸受け
モーター = エチゴヤカスタムモータースタンダードタイプ(10年以上前の物)
スイッチ = マルイ純正Ver2
配線 = シリコン被覆銀メッキ1.25sq(FET取り付け)
セクターチップ = SHS青色樹脂製取り付け
ノズル = ファイヤフライ でんでんむしM4用
タペットプレート = マルイ純正G3用
チャンバーパッキン = マルイ純正 HOP突起切り取りフラット化
チャンバーHOPテンション = どんぴしゃJr 3D V.HOPコントロールラバー 
フロント強化 = クイックルワイパーのアルミパイプ切断してコッキングレバーの中に入れた

スプリングをバトン80スプリングにしたのは
マルイ純正だと初速90にできないため。
いつも使っているKM企画では0.8Jでも初速高めになってしまうため。

HOPは、SCPを入れていたが
MC51等と同等品に変えた。
やはり若干飛距離が足りない感じだったので。

あとはフィールドで試射と実際に使ってみてどうか見てみたい。

それではまた~ノ

  

Posted by Mr.T  at 14:32Comments(0)カスタムマルイ SG-1

2015年04月12日

マルイ SG-1カスタム1(FET回路)

こんにちは、Mr.Tです。
久しぶりのカスタム記事です。

調子が悪いSG-1をやっと直すことにしたが、
なかなかまとまった時間がとれず、長い期間かかった。
なんとか形になったので書いてみる。

本日の写真

カスタム前のSG-1のメカボックス。

今回の整備とカスタムは、
セミオートで撃っていると突然10発バーストみたいになる
不具合を直すのと再調整。

このSG-1は、元々引退した先輩より頂いた物で
マルイのノーマル品で、かなり使い込まれていた。
そこで、5年くらい前からサバゲーを再開したときに
基本マルイパーツを使ってカスタムし、配線をFET化した。
不具合が初めて出たときは、
配線ではなくギアなどのパーツの問題と考えて
色々交換や点検も行ったが直らず、
バッテリーを接続して時間が経過すると、
射撃時に不具合が再現することを突き止めた。
これより先に作ったMC51のFET回路は今でも問題なく動いているが
半田付けが悪かったのかとうとう熱暴走になってしまったようだ。

配線作り直しだ。



メカボックスを開けたところ。
FETは、メカボックスの外、写真だと左下の黒い配線内にある。

MC51は、Ver2メカボックスの中に入るように作ったが、
SG-1は、メカボックスの外、ストック側に作った。
中に収めた方がコンパクトにできるが、
当時は色々試していたので外に作ってみたが
結果、分解時やストックを取り付ける際にかなり邪魔だったので
今回はMC51と同じメカボックス内に入れることにした。

まずはFET回路を作る。
注意!
回路の構成や使用する抵抗などは、
昔、いろんなブログなどを参考にして
一番カンタンなものを選んで作っています。
ひょっとするともっと良い方法があるかもしれませんが
現状コレで作ったMC51、M4S-SYSTEM、HK416、Mk46、Tactical AKは
現在問題なく稼動しています。
今回の(ほとんど使っていない)SG-1がはじめての不具合でした。
めったに壊れるものでもないが、壊れないわけではない。
ということを肝に銘じ、注意して使用したいと思います。



FETは、IRL3713 を使用。


30KΩの抵抗をこのように接続する。


2015.04.13 追記
30KΩの抵抗接続時、FETとショートする可能性があるため、
抵抗に収縮チューブを付ける写真を追加します。
最初の記事の配線で行う場合、
FETのヒートシンク部分(金属の所)と抵抗の線が接触する可能性がある。
コンパクトに作れるが安全性は低いため、非常に注意が必要である。



最初の記事のように抵抗から伸びる線を、FETの横から行うと厚みが出てしまうため
メカボックスへ入れる場合、閉めずらい可能性がある。
(追記で使用しているメカボックスは、保管している別のVer2M4用を使用)
(理由は、SG-1のメカボは記事執筆時には組みあがってしまっているため)



抵抗の配線を写真でいうところのFETの上側(黒い方)から行うと
メカボックス内に収まることが可能と考える。
ギア側に出っ張る分にはギアと干渉はしないが
ピストン側に出っ張るとピストンにぶつかる可能性があるので
FETを入れるときはピストンとの位置関係を確認する。
(使用しているFET表面に収縮チューブをしていないのは撮影のため)






次に、100Ωの抵抗をこのように曲げて収縮チューブで保護する。
チューブを収縮させるのには、ジッポライターを使い、軽くあぶって行った。



100Ωの抵抗をFETにこのように配置して半田付けする。



半田付けを行うときは、FETを熱くしないように注意する。
私の場合は、短時間で作業を行った後、エアダスターを逆さ噴射で冷却させる。


不要な部分を切り取る。
これでFET部分の完成。

全体の大まかな回路は、


手書きのメモ書き回路図w
前に作ったときの覚え書きです。
配線の長さは大まかです。
赤い線は、信号線なので細い配線を使用する部分です。


今回使用する配線たち。


配線接続準備で、さらに不要部分切る。


配線の皮膜を取る。ワイヤーストリッパーなど専用工具を使うとラクです。
ワイヤーストリッパーにガムテープが付いているのは、
配線をはさんだときに傷が付くため。



皮膜とった配線部分と、FETの接続部分に少し半田を付けると接続しやすい。


取り付け完了。



FET製作後は、作動確認。
作動確認用に自家製配線と接続図。
またも手書きメモ回路図w


全体的にはこのような感じになる。

作動点検開始・・・
失敗wwwwwwww
信号線を接続前にバッテリーをつないだら
元気良くモーターが回りだす始末・・・
おいおい、まだスイッチ入れてない状態だぜ。

久しぶりに半田ごて使ったから熱かけすぎたか。
気を取り直して同じことをもう一度行って2個目を作り
作動確認OK!!




収縮チューブで接続部の保護と全体の保護をする。
このときのライターであぶって収縮させて、冷却を必ず行う。


完成後にもう一度作動確認。
作動確認OK!!!
もうFET本体に直接熱は加わらない。
あとはメカボのスイッチへ半田するぐらい。

今回は写真一杯だ。
おかげで文書少なめw
長くなるので続きは次回へ~

ではまた~
  

Posted by Mr.T  at 23:23Comments(2)カスタムマルイ SG-1